小児歯科・虫歯治療
- 小岩の歯医者「金栗歯科クリニック」TOP
- 痛みの少ない治療への取り組み
- 小児歯科・虫歯治療
「怖い」イメージを和らげる
工夫でお子さまに優しく
お子さまにとって、初めての歯医者は怖くても仕方ありません。小岩の歯医者「金栗歯科クリニック」では、そのイメージをなるべく和らげるように心がけています。障害者歯科でも行う10カウント法これはやスモールステップにより、歯医者に慣れてもらうことからスタート。頑張ったお子さまには褒めてあげて、達成感を得られるようにしています。
また、過去の歯科治療に対する不満や恐怖心がある、他院にて「治療が難しい」と断られたという経験があって、歯医者に抵抗を感じている方もいるかもしれません。当院では、そんな患者さまにも、治療を受けやすい工夫をしています。
お子さまや高齢の方、障害をお持ちの方まで、歯科治療でお悩みなら小岩の歯医者「金栗歯科クリニック」にご相談ください。
不安や恐怖を軽減する
10カウント法
10カウント法とは、1~10までの数を数えられるお子さまに用いる方法です。我慢しなければならない状況で10カウントすることで、時間的な有限性を示します。「10秒待てば終わる」という気持ちになれば、心理的に落ち着きやすく、不安や恐怖を軽減しやすいものです。頑張ったお子さまにはしっかり褒めて達成感を得てもらいます。
一つずつステップを踏む
スモールステップ
スモールステップとは、いきなり治療するのではなく、お子さまの状態を見ながら徐々に治療へ移行する方法です。まずは待合室で遊んでもらう、診察室に入ってもらう、ユニットに座ってもらう、器具を見てもらう、お口を開けて見せてもらう、お口に器具を入れる、といったように一つずつステップを踏んでいきます。
次のステップに進むごとに褒めて達成感を得てもらうことで、治療への恐怖心や苦手意識をなくしていく方法です。
Pick Up
治療後はいっぱい
褒めてあげてください
小さいお子さまや障害をお持ちの方と向き合うときに最もこだわっていることは、「しっかり褒める」ことです。小さなことでもしっかり褒め、達成感を味わってもらうことは、治療へのモチベーションにつながるだけでなく、苦手意識の克服になります。親御さまやご家族の方も、ぜひ歯医者が終わりましたら褒めてあげましょう。
また、治療後にはガチャガチャのコインをプレゼント。お子さまにガチャガチャを回してもらい、おもちゃを差し上げています。
お子さまの歯を守る予防処置
フッ素塗布
歯にフッ素を塗布して歯質を強化し虫歯を予防します。歯の表面を覆うエナメル質は人体で最も硬いですが、虫歯菌による酸で溶かされてしまいます。しかし、フッ素を塗布することで、エナメル質が「フルオロアパタイト」という物質に変化し、虫歯に溶けにくくなるのです。
歯科治療に用いるフッ素はお茶や紅茶にも含まれる天然のフッ素イオンと同じです。そのため、お子さまにも安心して使用できます。
シーラント
奥歯の溝を歯科用プラスチックで埋める処置です。永久歯に生え変わったばかりの奥歯(6歳臼歯)には深い溝があります。さらに、乳歯と高さが違うためブラッシングしにくく汚れもたまりやすい状態です。そのため、6歳臼歯は虫歯になりやすいとされています。
シーラントで溝を埋めれば、汚れが入り込まなくなります。さらに、歯科用プラスチックにはフッ素が含まれていますので、虫歯予防に効果的です。
ブラッシング指導
小さいお子さまや障害のある方は、自分でうまくブラッシングできません。無理に磨こうとすると嫌がり、ブラッシングそのものを拒否することもあります。こうなると、歯科治療に対してもトラウマを持ってしまいやすく、虫歯にもかかりやすくなるものです。
当院では、こうしたお子さま・障害のある方に向けて、指あてや綿を使って歯の汚れを取る方法をとっています。刺激が弱い方法から慣れてもらい、最終的には歯ブラシでブラッシングできるように指導していきます。歯科衛生士によるブラッシング指導も行っているので、不安なことや心配がありましたらご相談ください。
「お口を開けるのが難しい…」
そんなときもご安心ください
歯科治療に苦手意識を持っていて、お口を開けてくれない患者さまも少なくありません。そのような方には日常生活で見慣れた歯ブラシなどを用いながら、時間をかけて慣れていってもらいます。また、急にお口を閉じて治療器具でケガをしてしまわないように、万能開口器を用いることもあります。
虫歯は治療の前の
予防が大切です
虫歯はミュータンス菌などの虫歯菌が原因となって引き起こされる感染症です。虫歯菌はプラークの中に潜み、糖分をエサにして増殖して酸を放出します。この放出される酸によって歯が溶けるのが虫歯です。
つまり、「毎日ブラッシングする」「甘い物を摂りすぎない」ことは虫歯菌の増殖を防ぎ、酸を出させないための予防につながります。
金属を使わない
メタルフリー治療をご提供
メタルフリー治療とは、金属を使用しない歯科治療のことです。
従来の歯科治療で使われていた銀歯は、金属アレルギーを引き起こす原因になります。金属素材は唾液などで溶かされてしまい、体内に取り込まれることで口内炎や皮膚炎などを引き起こしてしまうのです。当院では、そのような身体に悪影響のある金属を使わないメタルフリーの治療をご提供しています。
できるだけ健康な歯を残す
虫歯治療を
小岩の歯医者「金栗歯科クリニック」では、患者さまが生涯通してご自身の歯で過ごしていただけるように、できるだけ歯を削らない治療をしています。
初期の虫歯は正しくお手入れすれば、再石灰化機能により健康な状態に戻せる可能性があります。そのため、セルフケアや定期的な通院が大切です。また、虫歯ができてしまっても、早期発見・早期治療できれば歯を大きく削ることなく健康な歯質を多く残せます。大切な歯を守るために、虫歯部分のみを削り歯に優しい治療を心がけています。
虫歯の進み具合に
合わせた治療
- 進行段階
- 症状
- 治療法
-
C0【ごく初期の虫歯】
- 症状
- 歯の表面のエナメル質が溶けて白く濁った状態です。歯に穴は開いていないため、痛みなどの自覚症状はありません。
- 治療法
- 適切なセルフケアとフッ素塗布などにより治癒することがあります。
- 進行段階
-
C1【エナメル質の虫歯】
- 症状
- 歯の表面のエナメル質が溶けて穴が開き、黒ずんだ見た目になります。痛みはありませんが、冷たい物がしみることがあります。
- 治療法
- 虫歯部分を削って、レジン(歯科用プラスチック)によりその部分を埋めます。
- 進行段階
-
C2【象牙質の虫歯】
- 症状
- エナメル質の内側にある象牙質に虫歯が進行した状態です。痛むことがあり、冷たい物・甘い物がしみるようになります。
- 治療法
- 虫歯部分を削って、レジン(歯科用プラスチック)で埋めたり、インレー(詰め物)で補ったりします。
- 進行段階
-
C3【神経まで達した虫歯】
- 症状
- 虫歯が神経にまで達した状態です。冷たい物だけでなく熱い物もしみるようになります。何もしなくてもズキズキと激しく痛むのが特長です。
- 治療法
- 汚染された神経を取り除き、根管内部を消毒して薬剤を詰める根管治療を行います。失った歯の部分は、インレー(詰め物)やクラウン(被せ物)によって補います。
- 進行段階
-
C4【歯根まで達した虫歯】
- 症状
- 歯の大部分が溶けて失われ、歯根まで虫歯が進行した状態です。神経は完全に死滅し、痛みはありません。しかし、歯根部に膿がたまることで再び痛みが出ます。
- 治療法
- このケースでは抜歯することがほとんどです。抜歯後は、入れ歯やブリッジ、またはインプラントなどによって失った歯の機能を回復させます。